★私のミニレッキスの飼い方★


ミニレッキスは毛が命です。
人間と同じ環境では良い毛は出来ません。
それがショーラビットでなければ構いませんが
美しいミニレッキスを作るにはそれなりの環境が必要です。
日本の夏は厳しいのでエアコンはどんなうさぎにも必需品ですが

私のところでは設定温度が低いです。
冬の暖房は健康な子には必要ありません。
人間が我慢しています。

フードはピュリナのプロフェッショナルを使っていましたが

最近、うちの子達には合わない気がしてAPDのアルフィーに替えています。
牧草で有名なAPD(アメリカンペットダイナー)ですが
良質な牧草で作られたペレットは食欲をそそるようで
我が家では問題なく切り替えられました。
これ以外に補助的なものはほとんど使っていませんが
週に一度だけ牧草は与えています。
牧草食べ放題にはしていません。
ミニレッキスは毛球症になりにくい品種だと言われています。
しかし、ミニレッキスが換毛しないわけではありません。
毛が細かいので大量に飲み込むと絡みやすく毛球症になります。
換毛は個体差がありますがゴソッと抜ける子もいますし
少しずつしか抜けない子もいます。
長引く子もいれば知らない間に終っている子もいます。
儀妊娠で毛を毟って飲み込む子もいます。
換毛期に入ったら牧草は毎日あげて下さい。

水が減っていないようなら野菜をあげて下さい。

水は多い子で一日1リットル以上飲みます。
新鮮な水を常に切らさないように気を付けます。
換気は衛生面でとても大切です。
うさぎもアンモニア臭を嫌います。
爪はこまめに切り踵に負担をかけないように心掛けます。

*胃腸内容うっ滞について*
うっ滞を起こした子が多くはないけど何匹かいます。
一度うっ滞を起こしたことがある子はこれからも起こす可能性が高いです。
毛球症になると毛と食物が絡まり胃の出口を塞ぎます。
急激に悪化して死をもたらす場合もあります。
ウンチが小さくなったり出なかったりして食欲がなくなった時は
まずマッサージです!!
マッサージにはハンディタイプの電動マッサージャーや
高速で動く電動歯ブラシが便利です。
これだけで改善される場合もあります
それでも改善されなかったらプリンぺラン(胃腸を動かす)と
ペリアクチン(食欲増進)そしてできれば流動パラフィン(潤滑剤)を与えて下さい。
病院へ行く間もひたすらマッサージして下さい。
強く揉んではいけません。
お腹も温めてあげて下さい。
処置が早ければ早いほど助かります。
私はこのうっ滞で大事なベルちとロビンちゃんを月へ帰してしまいました。
ベルちは食も細くて元々ウンチも大きい子じゃなかったし
何より運悪く悪化が早すぎて、食欲がなかった次の日にはもう…
後悔してもしきれません。
ロビンちゃんは毛球症で胃に多量のガスが溜まり胃捻転を起こしました。
もう誰もうっ滞で月へ帰すことがないように
これからも努力あるのみです。